MarsEditのLocal DraftsをDropboxに保存する方法(ターミナル不使用)
こんにちは、@Yuuです。
MacでBlogを書く人の中には、MarsEditを使用している人も多いのではないでしょうか?
WordPressにも記事を簡単に投稿出来るし、記事を書きながらプレビューも簡単に出来るし・・その他もろもろとても便利です!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
今回のお題はそのMarsEditで、記事を途中で保存すると「Local Drafts」というところに書き途中の記事を書き溜めていくことが出来るんですが、この書き途中のデータをDropboxで管理出来るようにする方法の紹介です。
Dropboxで管理する利点としては、他のMacでもDropboxを介して同じデータを扱うことが出来るようになることです。
例えば、外ではMacBookで作業をして、帰ってきたらiMacですぐに続きを書くことが可能になるわけです。便利ですね!
ターミナルでLinuxコマンドを打って、Dropboxに保存出来るようにする方法を書いた記事は結構あったのですが「Linuxコマンド?CUI?何それ美味しいの?」ていう人向けの記事があんまりなかったので、GUIを使ってやる方法を書いてみたいと思います。
ただし、
今回の方法を実行される方は、あくまで自己責任でよろしくお願いします!
ちなみに僕の環境はMac OS X 10.10のYosemiteです。
また、ターミナルを使わずにシンボリックリンクを作成するため、 「XtraFinder」というソフトが必要になります。
XtraFinderを持っていない人は、以下のリンクからダウンロードしておいて下さい。
XtraFinderのダウンロードページ
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DraftデータをDropboxに保存しよう
Draftデータが保存される場所を知っておこう
MarsEditのDraftデータが保存されてる場所を見てみましょう。
まずライブラリを表示する方法から。
Finderでライブラリを表示するには、メニューバーの「移動」のところでoptionキーを押すと表示されます。
*スクリーンショットを撮る際にライブラリを表示することが出来なかったので、イメージにはライブラリが写っていないですが、「ホーム」と「コンピュータ」の間にOptionキーを押すと表示されるはずです。
ライブラリの表示方法が分かったところで、以下の場所を見てみましょう。
"ユーザー名"/ライブラリ/Application Support/MarsEdit/LocalDrafts
このLocalDraftsフォルダを見てみると今まで保存してきたデータが存在しています。
では、ここでMarsEditを立ち上げて何か試しにDraftデータを保存してみたいと思います。
ここでは「テスト2」というファイル名で保存してみます。
何故いきなり「2」なのかというと、色々とバカなヘマをしてしまったためなのであまり気にしないで下さいね!(・ω<)
すると、先ほどのLocalDraftsに「テスト2」というファイルが保存されています。
どうやらMarsEditでは必ず"ユーザー名"/ライブラリ/Application Support/MarsEdit/LocalDrafts
という場所にDraftファイルを保存しているようです。
Dropboxに保存する仕組みを作る
MarsEditはDraftに保存しようとすると、必ず先程の場所にファイルを保存します。
そこでこれから、Dropbox内にLocalDraftsというフォルダを作り、そのフォルダのショートカット(正確にはシンボリックリンク)を先程のMarsEditのLocalDraftsフォルダと置き換えるということをやります。
ややこしいですね(; ・`д・´)
ややこしいので、これからやりたい事をイメージにしてみました。
まず今まで保存してきた記事が消えないように、デスクトップにでもLocalDraftsフォルダを移動しておきましょう。
次にDropboxにLocalDraftsフォルダを作成しましょう。
そして先程デスクトップに保存した記事を、Dropboxの方のLocalDraftsにコピーします。
注意点として、Dropbox内に作るLocalDraftsフォルダはDropbox直下に作らなくても、今回僕がやったようにMarsEditというフォルダ内に作って問題ありません。
ただし、DropboxにMarsEditのDraftデータを保存するフォルダ名は、必ず「LocalDrafts」という名前にして下さい。
次にDropbox内のLocalDraftsフォルダのシンボリックリンクを作成します。
これを行うには、前述したXtraFinderの機能を使用します。
作成したLocalDraftsのリンクを "ユーザー名"/ライブラリ/Application Support/MarsEdit
に移動し、リンクのフォルダの名前を「LocalDrafts」に変更します。
ここまで出来たら、MarsEditを起動してLocal Draftに先程のデータがきちんと読み込まれているか確認してみましょう。
確認出来たら試しに何か新しいファイルを作成してLocal Draftに保存してみましょう。
今回僕は「テスト3」という名前で保存してみます。
ここまでの作業がうまくいっていれば、Dropboxに作ったLocalDraftsフォルダにも「テスト3」というデータができているはずです。
上手くいきましたね!(๑•̀ㅂ•́)و✧
まとめ
結構長い道のりでしたが、いかがでしたでしょうか?
Dropboxにデータを保存してあると思えば、使っているMacが動かなくなってもうた・・というような、いざという時にも安心です。
是非MarsEditを使用されている人は、やってみて下さい!