DBスペシャリストに合格した感想と勉強法(前編)

2016.07.16
DBスペシャリストに受かった記事のアイキャッチ

こんにちは、データベーススペシャリストの@Yuuです。
『データベーススペシャリスト』と名乗れるのは嬉しいですが、こっ恥ずかしいですね(笑)

というわけで、2016年度のデータベーススペシャリスト試験に合格しました!
やったー(๑•̀ㅂ•́)و✧
念願の初レベル4だー!

去年の2015年度初めてデータベーススペシャリストを受験し、その時は午後2が50点で落ちてしまいましたが、
2回目の今年、何とかリベンジをする事が出来ました!

今年は午後1が63点、午後2が64点と非常にギリギリだったんですけどね(笑)

2016年度の結果

この記事では以下2つの内容を書きます。

  • 自己紹介
  • 初めて受ける人にオススメの学習手順

自分が実際に行った勉強方法や試験を受けた時の解き方、おすすめの参考書については次に書く予定の後編の記事でとりあげます。

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簡単な自己紹介

参考までに自分の簡単な経歴や普段やっていることなんかを。
興味なければ飛ばしちゃって下さいw

今僕は専門学校の4年生です。
専門学校に入るまでは作曲を10年間ぐらいやっていたので、システム開発・プログラムなんてものに携わる機会は全くなく「プログラム?何それ美味しいの?」という人でした。

専門学校に入ってから最初はプログラムではなく、ITの基本的な用語や知識を中心とした座学をしていたので、プログラム・DBに触れるようになったのはここ2年半ぐらいの事。
ただ座学はわりと頑張っていたので、2年生の春には基本情報技術者試験に合格し、その秋にはかなりラッキーで応用情報技術者試験に合格。

専門学校生になってからシステム開発のバイトをいくつか経験しましたが、だいたいフロントエンド寄りな業務だったので実務でDBに携わる事はありませんでした。
なので、DBに関する知識は学校と自分で勉強して身に付けた感が強いです。

学校の授業ではグループワークなどを通して様々なモデルのテーブル設計や正規化などを学びました。

他にも自分で個人的にサービスを作るためのテーブル設計を行ってきて、その時にDBに関係する勉強が楽しかったんですよね。  
「いかに効率良く保存出来る仕組みを考える」とかちょっとプログラムみたいやん!効率化考えるの楽しい!!て(笑)

そこでDB設計を色々行ったことで「システムを作る上で必要なテーブルを考え正規化を行う」というデータベース設計の基本的な考えを身に付けられたのは大きかったです。

で、DB系の知識付けるために資格取りたいなぁと思ってOracle Bronzeを取ったんですけど、その勉強が意外とためになっているのかも・・と振り返って考えると思います。
Oracleの勉強をして「DBとはどういうものか?」という体系的な知識が身についたので。

Oracle Bronzeに合格した時の感想↓
OracleのBronze DBA 12c試験の感想と勉強方法

初めて受ける人にオススメの学習手順

学習手順のイメージ

DBスペシャリストの勉強を行う手順は大きく3つの工程に分けられると思います。

  1. 言葉を覚える
  2. 解き方を覚える
  3. 過去問を解きまくる

太字にもしてるので分かるかと思いますが、3番目の「過去問を解きまくる」ことが最重要です。
自分が使った参考書や具体的な勉強法は後編で書きます。

DBスペシャリストの言葉を覚える

初めてデータベーススペシャリストを受ける人は、まず用語から覚えましょう。

「ボイス・コッド正規化」とか「関数従属性」とか・・
そんな言葉分からなくても業務出来るでしょっ!いい加減にしろ!
みたいな言葉がDBスペシャリストの試験では多発します。
難しい言い回しが多いので、まずは言葉に慣れると良いです。

余談ですが国語が苦手だった自分としては、嫌がらせだ・・ぐらいに思ってました(笑)

ちなみ用語が分かるようになると、用語について問われる問題も多く出題される午前2の点数も上がります。

解き方と言い回しを覚える

データベーススペシャリストには解き方と言い回しさえ覚えてしまえば、さほど苦もなく解ける問題が多くあります。

第2正規化のテーブルを第3正規化にするといった正規化を行う問題は、普段からDB設計を行っていなくても問題を何個も解けば慣れて出来るようになります。

また、関数従属性の読み取る問題は解き方にパターンがありますし、
第何正規化か?を答える問題や、それで起きる問題点を答える問題は、完全に常套句があるのでそれに当てはめさえすれば答える事が出来ます。

言い回しや解き方を覚えたら、それに該当する問題を解いて・・
問題の解答を見て言い回しや解き方が確認できたら、再度言い回しや解き方をきちんと把握する。

これの繰り返しだけで答えられる問題がグッ(๑•̀ㅂ•́)و✧と増えます!

ちなみに第何正規化か、またそれで起きる問題点を答える問題の常套句は覚えるのめんどくさいんですけど、覚える事での効果は絶大なので絶対に覚えるべきです!
常套句にあてはめさえすれば、絶対に正解になりますから。
更によく出題される問題なので、午後1・午後2両方の問題で出題され、更に午後1だけで2回問われるような事もあります。

常套句は覚えて絶対に損しないですよ!

DBスペシャリストの過去問を解きまくる

そして、最後。

とにかく過去問を解く!
試験勉強の時間が中々作れない人は、1,2の工程をすっ飛ばしてとにかく過去問を解きまくる!そして分からない言葉や解き方があれば参考書読む、というやり方でもいいかもしれません。

なぜ過去問を解くのがいいかというと以下の理由からです。

  1. 出題形式がパターン化されている
  2. 試験独特の言い回しになれる事が出来る
  3. 考え方が身につきやすい

1番目はデータベースの基本的な仕組みや構造・考え方は変わらないので、出る問題がパターン化されているということ。
2番目は先ほど書いたとおり、使われる言葉も難しければ、問題1つ1つの言い回しも難しいのがDBスペシャリストなので。
3番目も出題される問題にパターンがあるんだったら何度も解けば自然と覚えるだろう、きっと。ということです。

ちなみに学校に講義にいらっしゃったインフォテック・サーブという基本情報や応用情報などの解説本を作られている会社の偉い人はこう仰ってました。


最初は時間を計らずにじっくり過去問を解き解説と照らし合わせる。
その後、時間を計ってどれだけ正解を取れるかを解く。
そうすればきっと受かりますよ。

と。

「確かに2015年に受けた時時間ギリギリだったしなぁ・・解説本作るぐらいの人がそういうぐらいだから時間計らなきゃな」
と思いつつも、僕は忙しさにかまけて結局時間を計って解く事はしませんでしたw

ただ午後1・午後2ともに時間がギリギリになる事必至なので、是非時間を計って過去問を解く事をオススメします。
特に初めて受ける人は、ぜひ本番前に時間を計って問題を解いて、自分の解くスピードを理解しておきましょう

午後1・午後2の1時間半・2時間はあっという間に過ぎるので。
「こんなに時間の短く感じる1時間半・2時間はない」と言う人もいますが、決して大げさじゃないです。
結局受かった今回も午後2は解き終わらなかったですからね。

そんなわけで、慣れるためにも時間を計って解く事はオススメ!

あとがき

データベーススペシャリストについての理解は深まったでしょうか?

後編では、自分が実際に行った勉強法やおすすめの参考書、また自分が受けた時の問題の解き方について書いていきます。

2015.8.14追記
後編書きました。↓
http://yuu.1000quu.com/i_passed_db_specialist_sequel

ではでは
今回はこの辺で!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

DBスペシャリストに受かった記事のアイキャッチ

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